ダウンはクリーニングに出すべき?料金や頻度は?保管サービスで賢く依頼

冬の必需品である「ダウン」ですが、正しい保管方法を選ばないと汚れやしわの原因になりかねません。そこで今回は、ダウンのクリーニングについて出すべきかどうか、料金相場や頻度、保管サービスについて詳しく解説します。

目次

  • ダウンはクリーニングに出すのがおすすめ!
    1. ダウンは自宅での洗濯が難しい衣類の1つ
    2. そもそもダウンは自宅で洗濯できるの?
    3. 保管サービスを使えば保管にも困らない
  • ダウンをクリーニングに出すべき理由とは?
    1. 理由1:黄ばみやカビのリスクを防げる
    2. 理由2:保温効果を保つことができる
    3. 理由3:虫食いが起こりにくい
    4. 理由4:型崩れを防げる
  • ダウンをクリーニングに出す頻度
    1. 1シーズン着用した後
    2. 臭いや汚れが気になるとき
  • ダウンのクリーニング料金・仕上がりまでの日数
  • ダウンをクリーニングに出す際のポイント
    1. 信頼できる店舗へ依頼する
    2. 汚れや状態を確認してから依頼する
  • ダウンをクリーニングに出す際の追加オプション
  • クリーニング後のダウンの保管方法
    1. クリーニング後のビニールカバーから出す
    2. 厚みのあるハンガーに掛けなおす
    3. 直射日光や湿度の高い場所での保管は避ける
  • まとめ

ダウンはクリーニングに出すのがおすすめ!

ダウンは、保温性と快適さから冬の定番アイテムです。いつでも状態のよいダウンをキープするためにも、クリーニングに出すことをおすすめします。ここではまず。なぜダウンをクリーニングに出す必要があるのかを詳しく解説します。

ダウンは自宅での洗濯が難しい衣類の1つ

ダウン製品は一般的な衣服とは異なり、高品質な羽毛を使用しています。それゆえ、水に濡れると羽毛が固まりやすく乾燥も困難です。自宅で洗濯をすると羽毛が偏ってしまい、保温性が失われる可能性があります。
また、家庭用の洗濯機や乾燥機では適切な温度や乾燥時間の調整が難しく、ダウンの寿命を縮めることにもつながります。とくに高級ダウンの場合は、セルフメンテナンスでは損傷するリスクが高いため、専門業者にクリーニングを依頼するのが通常です。
自宅での洗濯やクリーニングが面倒くさいといって、ダウンを数年間も手入れをせずに放置するのはNGです。高価なダウンジャケットを長く愛用するためにも、専門店にクリーニングをお願いするのが最適な選択肢といえます。

そもそもダウンは自宅で洗濯できるの?

ダウン製品は自宅でも洗濯できるものもありますが、あまりおすすめできません。水洗い可能な洗濯表示がある場合でも、羽毛がつまる可能性があるためです。また、洗濯後に適切に乾燥させないと羽が絡んだまま膨らまず、保温性が失われる可能性も考えられます。
洗濯表示で水洗いの洗濯が可能なダウンは自宅でも洗濯は可能ですが、きれいな状態に戻すならばクリーニング店に依頼するのがもっとも確実な方法といえるでしょう。

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保管サービスを使えば保管にも困らない

ダウン製品をクリーニングに出す際は、クリーニング店が提供する保管サービスが利用できるのも「おすすめ」する理由のひとつです。季節が限定されるアウターなどは、インナーよりもかさばるため、クローゼットを占領している家庭も多いのではないでしょうか。
クリーニング店の保管サービスを利用することで、次のシーズンまでの保管が可能になります。家のクローゼットも有効活用できるため、一石二鳥です。クリーニング店は衣類に適した環境で保管されるため、湿気や直射日光によるダメージも避けられます。

ダウンをクリーニングに出すべき理由とは?

ダウンをクリーニングに出すとさまざまなメリットが期待できます。ここでは、ダウンをクリーニングに出すべき理由を具体的に4つ紹介します。

理由1:黄ばみやカビのリスクを防げる

冬場に活躍するダウン製品は汗や皮脂が付着しやすく、黄ばみやカビが発生しやすい環境にあります。とくに脇や襟周り、袖周りは黄ばみが多く見られる部分です。クリーニングでは専用の洗剤や設備を使用して、ガンコな汚れを徹底的に除去します。このように、黄ばみやカビのリスクが抑制できるのはクリーニングに出す大きなメリットです。

理由2:保温効果を保つことができる

自宅でダウンを洗濯すると羽毛が絡まりやすく、保温性が低下する恐れがあります。保温性が低下したダウンでは、厳しい冬場の環境に耐えられません。その点、クリーニングでは適切な乾燥方法を用いて羽毛をふんわりと仕上げるため、保温性をキープできます。

理由3:虫食いが起こりにくい

虫食いは、ダウンの保温性や外観を損なう大きな原因です。保存環境があまりよくないクローゼットで保管すると、虫が入り込みやすくなり、ダウンの内部にダメージを与えてしまうかもしれません。着用時期を過ぎたダウンをクリーニングに出すと、最適な保管環境で管理されるため虫食いのリスクが大幅に低減します。

理由4:型崩れを防げる

自宅での洗濯や乾燥では、どうしてもダウンの形状が崩れてしまいます。洗濯機のなかでダウンが回転することで、羽毛が偏ってしまうためです。一方、クリーニングではプロの技術と専用の設備を使用してダウンを適切に扱うため、形状を維持したままクリーニングできます。 購入時の美しいシルエットを維持したいならば、定期的にクリーニングに出すことをおすすめします。

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ダウンをクリーニングに出す頻度

ダウン製品は、どれくらいの頻度でクリーニングに出すべきか悩んでいる方も多いでしょう。そこで以下では、ダウンを最適な状態でキープする適切なクリーニング頻度を解説します。

1シーズン着用した後

ダウンジャケットは、1シーズン着用後にクリーニングに出すのが理想的です。なぜなら、着用期間で汗や皮脂、汚れが蓄積し、生地や羽毛にダメージを与える可能性があるためです。1シーズンで蓄積された汚れを除去することにより、次のシーズンにも快適に着用できる状態を維持できます。

臭いや汚れが気になるとき

ダウンジャケットに臭いや汚れが気になるときは、すぐにクリーニングに出すべきです。臭いや汚れが放置されると取り除くのが難しくなり、ダウンの寿命を縮めてしまうためです。 また、臭いが強くなると着用が不快になるだけでなく、ほかの衣類にも移ってしまう可能性も考えられます。このような不快な状況を避けるためにも、早めのクリーニングがおすすめです。

ダウンのクリーニング料金相場・仕上がりまでの日数

ダウンジャケットをクリーニングに出す際、料金と仕上がりまでの日数は気になるポイントです。料金に関しては着丈やフードの有無により異なる店舗が多いため、事前に確認しておくことが大切です。弊社のダウンジャケットのクリーニング料金は、以下のとおりです。

商品名 会員税込価格(7点以上)
ダウンジャケット 1,995円~

弊社のネット宅配クリーニング料金は、以下のとおりです。

商品名 税込価格
クリーニング 宅配 詰め放題 6点まで 基本しみぬき付き 6,468円~
クリーニング 宅配 詰め放題 7点まで 基本しみぬき付き 7,315円~
クリーニング 宅配 詰め放題 10点まで 基本しみぬき付き 9,900円~

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なお、ダウン製品をクリーニングに出す際の仕上がり日数は、各店舗とネット宅配クリーニングによって異なります。それぞれの仕上がり日数については、一覧表で紹介します。

クリーニング方法

仕上がり日数

メリット

ご利用の適するケース

店舗への持ち込み

2日〜1週間程度
※タイミングにより異なりますため、より正しくは各店舗にご確認をいただけますと幸いです。

短期間で仕上がる 急いでクリーニングに出したいとき
ネット宅配クリーニングの利用

1か月程度

自宅にいても依頼できる

クリーニング店舗がご近所にないとき
クリーニング店舗に行く時間がないとき

ダウンをクリーニングに出す際のポイント

冬の必需品であるダウンの保温性や見た目を保つには、適切なクリーニングが欠かせません。しかし、どのようなポイントに注意すればよいのか悩む方も多いでしょう。ここでは、ダウンをクリーニングに出す際に理解しておくべき重要なポイントを解説します。

信頼できる店舗へ依頼する

ダウン製品をクリーニングに出す場合は、信頼できるクリーニング店に依頼しましょう。ダウンの品質を維持するには、専門的な知識と技術が必要だからです。たとえば、シームレスダウンや特殊な素材を使用したダウンは、一般的なクリーニング店では対応が難しいかもしれません。
また、ダウンの状態や汚れ具合を適切に評価し、最適なクリーニング方法を提案するクリーニング店であれば、利用者からの信用度も高まるでしょう。それゆえ、大切なダウンをどのクリーニング店に出せばよいか悩むときは、一度店舗に相談してから依頼するのがおすすめです。

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汚れや状態を確認してから依頼する

ダウンをクリーニングに出す前は、事前に汚れや状態を確認しておくのも重要です。クリーニング店に、適切な処理をしてもらうためです。依頼者側から先にシミや汚れがある部分を伝えておけば、クリーニング店は注意して汚れ部分を処理できます。
ダウン製品をクリーニングに出す前は、汚れや状態をしっかり確認し、事前にクリーニング店に情報提供しておきましょう。

ダウンをクリーニングに出す際の追加オプション

ダウンをクリーニングに出す際は、さまざまな追加オプションが利用できます。ここでは、クリーニング専門店が主に提供しているオプションサービスを紹介します。

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●撥水加工
ダウンに水を弾く機能を付帯するもので、雨や雪が多い地域に最適なオプションです。

●染み抜き
染み抜きは、食べ物や飲み物のシミ、油汚れなどを効果的に除去するオプションサービスです。染み抜きをおこなうことで見た目も元どおりになり、長く愛用できます。

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●カビ取り・防カビ加工
カビ取り・防カビ加工は、湿気が多い環境での保管に最適なサービスです。この加工を施せば健康に害を及ぼすカビ菌を取り除き、清潔な状態を長くキープできます。

●長期保管サービス
長期保管サービスは専用の保管施設で管理されるため、ダウンの劣化を防ぐのに最適です。また、夏の間にクローゼットを占領せずに済むため、ほかの衣類の収納スペースも有効に使えるといったメリットもあります。

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クリーニング後のダウンの保管方法

愛用しているダウンをクリーニングに出したあと、どのように保管すれば次のシーズンも快適に使用できるのでしょうか。ここでは、クリーニング後のダウンの保管方法について解説します。

クリーニング後のビニールカバーから出す

クリーニングから返却されたダウンは、ビニールカバーからすぐに出しましょう。ビニールカバーは通気性が悪く、湿気がこもりやすいためです。また、湿気がこもるとカビや臭いの原因になるので注意が必要です。

また、そのまま保管ができるビニールカバーもございますので、その場合は、そのまま保管をいただいても大丈夫です。

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厚みのあるハンガーに掛けなおす

薄いハンガーはダウンの重みで肩部分が変形しやすく、型崩れする主原因です。ダウンの型崩れを防止するには、肩幅に合った厚みのあるハンガーの使用が推奨されます。厚みのあるハンガーを用いることでダウンがしっかりと支えられ、綺麗なシルエットがキープできます。

直射日光や湿度の高い場所での保管は避ける

ダウン製品の保管場所は、直射日光や湿度の高い場所は極力避けましょう。直射日光は生地の色あせや劣化の原因となり、湿度が高い場所ではカビや臭いが発生しやすいためです。とくに、直射日光が当たる窓際や湿気がこもりやすいクローゼットの奥などで保管すると、ダウンの傷みを進行させるので注意しましょう。

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まとめ

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本記事では、ダウン製品のクリーニングについて解説しました。ダウンをクリーニングに出すメリットから料金、さらに保管サービスの利点も取り上げています。自宅に眠っているダウン製品のクリーニングを検討中の人は、今回の記事を参考にぜひクリーニングを利用してみましょう。

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